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環境包装設計事例の紹介と解説

緩衝設計時の発泡材使用量の削減

写真1写真1

この案件は、機器の設計事例となります。

製品の外観は【写真1】の形状です。
依頼を受けた際は、付属品用の箱【写真2赤○】を同梱し、上下パッキンで押さえる仕様での要望であった。

【写真1】赤○部は底パッキン【写真2矢印】の通り、逃がす形となっている。

同様に上パッキンも、持ち手や突起部を逃がす仕様で進め提案しました。【写真3】

写真2写真2

試作品では、顧客より高い評価を頂きましたが、今まで発泡緩衝材を使用した実績が無いこともあり、条件が下記に変化してしまった。

(1)付属品用箱を同梱して、上下パッキンで挟む
      ↓
(2)付属品用箱は同梱しない(上の押さえも無し)
      ↓
(3)サイドパッキン仕様にしたい
      ↓
(4)最終的に、【写真4】の仕様で決定


条件の変化と共に材料の厚みを見直し、貼り付けるカット材で製品を押える厚みに、少し余裕を取るサイズにするなど、使用材料を削減し最大の緩衝効果を追求する仕様として提案しました。
厚みにすこし余裕を取るサイズとするなど、材料の使用量をなるべく減らすような仕様として設計を行ないました。

写真3写真3
写真4写真4

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