環境包装設計事例の紹介と解説
省スペース提案
写真1
今回の設計案件は、ユーザー指定の既存コンテナに製品を梱包する為の仕切りです。
大量出荷するという事で最大限の積載効率が求められた為、変則的に上下縦置き横置きという事で指示を受けました。
この案件でもう1つ課題とされたのが、省スペース化でした、ユーザーで包装資材の為に用意して頂いた倉庫1軒が埋まってしまいつつあるという事で、折り畳み可能な形状を希望されました。
船底形状の仕切りをどうすれば折り畳めるようになるのか検証してみたのですが、一人では答えに至りませんでしたが、最終的に上席の助言を元についに折り畳める船底の仕切りが完成しました。
写真2
左部、写真(1)と(2)を比較すると、1/3〜1/4程度コンパクトにする事ができましたし、持ち運びの際の利便性も向上したと考えます。
船底形状の仕切りはたくさんのユーザーにてお使い頂いていると思うので、是非省スペース化のVA案などに展開してもらえると幸いです。
写真3
緑の線部分に罫線を入れる事で折り畳み可能。