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環境包装設計事例の紹介と解説

該当項目 段ボール緩衝材

今月は、農機具の梱包VAの事例を紹介します。

当初は、現行の梱包方法は変更できないと考え、現行仕様の材質変更や最終的な形状はそのままで作り方を変えて作業効率を上げる提案を実行しました。しかし、その方法では限界があり、再検討をした上で梱包作業からガラリと変更する仕様での提案に変えてみました。

写真1.横置きにて提案写真1
これまで縦に入れていたものを横にして梱包する提案となりました。得意先側での作業が縦入れであったため、横置きが対応できるのか不安でしたが実際にサンプルを持ち込んでみると、特に問題なく梱包してくれました。
写真2.横置き後部
縦置きと横置きで何が変更できるかといいますと、まず縦置きの場合、被包装品を受けられる部分は左右両端しかありませんでした。そのため、荷重が集中するため受ける材料はハイプルエースを使用していました。(被包装品の重量は60kg位です。)対して横置きの場合は製品の面の部分で受けられるため、荷重を分散することができます。そのため、受け材は段ボールに変更できました。価格も現在の試算では、客先希望にほぼ対応できそうなまでになりました。

赤矢印部分:段ボール受け材
写真3.横図1

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