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環境包装設計事例の紹介と解説

今月の紹介する例は、現行木枠にて梱包している木枠に対し、ハイプルエースや段ボールにて紙化の提案を行った事例です。

写真1.現行木枠写真1.現行木枠
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写真2.提案事例写真1-1

まず、ある部材の金型を生産しており、写真1の木枠に梱包していました。被包装品が金属の塊ということもあり、これまで紙化の検討はほとんど考えなかったようでした。これを写真2の外装がハイプルエース、内装にハイプル+段ボールの仕様にて提案(木枠では1まとまりとなるものを、紙化の際には2梱包に分けて提案しました)実施。輸送試験も行っていただき、結果良好となり、現在共通化の際の寸法の確認、細部の修正を行いました。

写真3.現行木枠写真3.現行木枠
次は、400種類もの機械を月に200種類程度生産していた場合です。梱包は写真3のような木枠にて梱包されており、「すかし」が多く、紙化の際にコストが厳しいことが予想されました。ただし、梱包作業が楽になることや、梱包材の軽量化による取り回しのし易さを考慮していただくことで現在ハイプルエースでの提案を実施しているところです。実際にお客様は、初回提案の際にもちこんだハイプルエースの箱をおよそ1ヶ月半にわたり外に放置、その強度をご確認いただきました。評価は、「強度はありますね」とのことでした。現在、紙化にむけた形状、コスト等を検討、提案していく予定です。
写真4.放置しているハイプル写真4.放置しているハイプル
 

これらの事例は他事業所でも活用できると思います。詳細はお問い合わせ下さい。

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