25.10月分の包装設計事例紹介
梱包仕様改善による木枠からの段ボール化
図1
提案内容1
提案内容2
今回の事例は、重量モーターの木枠から段ボール化への改善事例である。
このモーターは、モーターAが200kgで、モーターBが250kgである。現在は木枠で梱包しているが木枠をやめ、段ボール(紙化)したいとのことで提案を受けた。
図1のようにモーターAは横に端子箱があり、モーターBは上に端子箱がついている。
このため、内装材の仕様としては、端子箱を逃がす仕様とする必要がある。
今回の提案としては2種類あり、提案1としては、組仕切りを仕様したもので、外装ケースに底パット(ハイプル)と抜き加工のパットを入れ、製品を入れた後に、上から仕切りを入れ、コの字パットで固定するというもの。
提案2としては、製品を入れるところまでは同じであるが、メガネパッキンを使用して製品を固定する仕様である。
1は梱包作業性はいいが、2よりも強度は低い、逆に2は強度はあるが、1よりも作業性は悪いと長所と短所はあるが、この仕様に変えることで、以下の効果がある。
木枠からの紙化で、廃棄に関する問題と、梱包作業の簡素化が出来る。