H25.9月分の包装設計事例紹介
段ボール緩衝設計
この事例は、個装箱(1ケースに2台入れ)をパレットに組み付けているものをコスト削減の発想により、下図のような集合包装を提案しました。
仕切り状の段ボールトレー1段あたり カーナビが16台、6段積みにて96台/梱包したものです。
今回の被包装品は、上図の場合と違い、カーナビのディスプレイ部分が既に取り付けられた状態であり、さらに複雑な仕切りになることが予想された。
写真1 提案した仕様1段分
写真2 梱包状態
今回の仕切りトレーには次の要素が必要であり、これらをクリアした上写真の段ボールトレーを提案したもの。
【必要となる要素】
- 現在の個装包装よりも積載効率を上げること。
- ナビ1台あたりの梱包費用を下げること。
- 精密機器のため、ある程度の緩衝が必要であること。
- 段積みしていくため、高さ方向に強度を要すること
この条件の中で1と2については、現行の梱包状況がわからないため、ある程度条件を想定して行い、3、4の条件を主に考慮し設計を実施した。