木製パレットから紙製梱包への改善
写真1
この事例は、形状の異なるパネルと付属するパーツの同梱仕様の事例である。
この製品は、プリンターに使用するパネルやカバーであり、同じプリンターに使用するパーツであるため、同梱をする必要がある。左写真(1)を見てわかるように、パネルの形状が異なる。そのため、緩衝材の形状も変えなくてはならなかった。
この製品は、プリンターに使用するパネルやカバーであり、同じプリンターに使用するパーツであるため、同梱をする必要がある。左写真(1)を見てわかるように、パネルの形状が異なる。そのため、緩衝材の形状も変えなくてはならなかった。
幅が違うものの対策のため、緩衝材は3層にして、突起を逃がし、ウレタンが貼ってあるパネルもあり、そのウレタンには触れない仕様とする必要があった。
写真2
カバーを入れる仕切りには、小さなパネルが同梱されるため、左写真(2)のようにカバーの後ろに載せ、上からパットで押さえる仕様とした。このパネルは左右に突起があるため、押さえのパットには、突起を逃がす穴を開ける仕様とした。
この仕様は、パーツ部品を全て1梱包にまとめているため、余計な梱包材を使用することなく、材料費も抑えることができ、梱包作業に必要となる時間も短縮され、作業環境の改善という点での効果があった。