【写真1】現行仕様

写真1のように現行仕様は組仕切りであるが、この組仕切りは、2枚づつの仕切りとなっており、また、それぞれがバラバラであるため、作業者が組みづらいという問題があった。
そして、この仕切りの他に上下にパットが2枚づつ、計4枚のパットが使用されていた。

【写真2】当社の提案内容

そこで、写真2のような内装パッキンを設計した。
この仕様では、両端から折り込んで止めるだけの仕様である為、それほど手間とはならないと思われる。また、客先の話では、全部にビンを入れない場合もあるということであるが、この仕様は、ビンを入れない場合は、その部分がそのままフラットな状態のため、強度への影響は少ない。

【写真3】上パッキン

同様の考えで、上パッキンも写真3のような仕様とした。

これらの仕様とすることで、

1. 内装材で必要となる材料の削減
2. 上記1に伴い、外装ケースの材料の削減
3. 仕様変更による、組作業の時間短縮

以上の効果が得られる。