環境包装設計事例の紹介と解説
形状工夫による外箱の小サイズ化
今回の事例は、インバータ用の梱包仕様改善の事例になります。
既存の仕様が、強化段ボールで対応しており、内装はWFの複雑な組仕切りとなっていました。既存仕様では、仕切りにミミが無いような形状で、内寸法を小さくして小型化をしているようでした。部品点数と種類が多く、客先からはくどい仕様というような評価だったようです。
そこで部品点数と種類を減らし、形状を簡素化して、設計しました。部品点数は全部で9点で、種類は4種類までにおさえました。
筒状に組む仕切りにしたことで、ミミを無くすことができ、既存仕様と同じように外装ケースの小サイズ化ができました。
現在提案中となりますが、今回の依頼が注文になれば、外装(ハイプル)の注文ももらえるので、今後のハイプル増に期待できると考えています。