環境包装設計事例の紹介と解説
成型トレーの段ボール化
今回、シリコンウェハー用のケースの梱包仕様改善の依頼を受けました。現在はプラスチックの成型トレーを使用していますが、環境配慮から段ボール化の提案はできないかという要望でした。
この製品は、左写真のような形状でクリーンルームで作業を行い、アルミ袋にて脱気するという工程があります。
そのため、紙粉のでる段ボールはNGということを以前は言われていましたが、エコの観点から段ボールでの設計をすることとなりました。
この製品は、左写真のような形状でクリーンルームで作業を行い、アルミ袋にて脱気するという工程があります。
そのため、紙粉のでる段ボールはNGということを以前は言われていましたが、エコの観点から段ボールでの設計をすることとなりました。
外装箱のサイズは決まっていることから、必要以上にスペースが出来てしまいますが、写真のよう段ボールの組仕切りを設計し、製品を固定し上を押さえる仕様にしました。本来の出荷時の仕様は脱気した袋に入っている状態なので、今後調整は必要になってくると考えています。
現在は、サンプルを作製し客先との事前打合せを行っている状態です。
現在は、サンプルを作製し客先との事前打合せを行っている状態です。